能登ヒバ概要

能登ヒバ概要

七尾市で生息してる能登ヒバは4種類ありますが、
その内 中島町では、3種類の生息があります

クサアテ(草档)
皮肌は杉に近く、一番柔らかく 外壁に最も使われ加工もやりやすい

マアテ(真档)
建築材料や輪島塗の素材として使われ 多く使われる

 

カナアテ(鉄档)
皮肌がゴツゴツし樹幹には独特の斑点のあり一番硬い成長も遅く樹齢120年以上たたないと神社仏閣や住宅の材料としては使用できません
加工も一度に2㎜以下で削る事しか出来ません

 

能登ヒバとは

 

県木の能登ひばは、独特の造林樹種で、能登地方(羽咋から珠洲)で生息に適した気候風土を持ち、日本有数の造林地として知られています。アテ(能登地方だけの呼び方)の中には、約30種類がありますが、中でもマアテ、クサアテ、カナアテ、エソアテ・スズアテの4品種が一般的使用、ヒノキより強い香りがあります。独自の成分ヒノキチオールを含んでおり、耐久性が高く、水湿にも耐えるので、住宅の建築材や土木の杭に用いられる事が多い木材です。また、漆器の木地等にも用いられます。
平成5年から木材流通の段階でアテを統一するために「能登ヒバ」と呼ぶことに決まりました。

効果

(1)抗菌・除菌効果~湿気や菌に強く、腐りにくい

多くの菌に対しての抗菌作用があり、湿気によるカビや雑菌の繁殖を防ぎます(一般木材の数倍~数百倍とも言われています)。耐腐朽性に優れたヒバは家の土台や柱などの建材に適しています。

(2)防虫効果~白アリ、害虫を寄せ付けない

建物を建てる際、土台や柱などにヒバ材を使用していただければ、防蟻薬剤は不要です。さらに、昔からヒバで建てた家には蚊が寄って来ないと言われ、蚊を寄せ付けない忌避効果があり、安全で快適な住生活空間を作ることができます。

(3)防臭・アロマ効果~嫌なニオイを消臭、爽快感のある香りに

アンモニアに対する強い消臭効果、アロマ効果があります。ヒバは爽快感のある森の香りを放ちます。室内でもこころとからだを癒し、リラックス効果が得られます。

 

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